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2018年4月24日火曜日

JBPress連載コラム第24回目は、「歴史を実学として生かしきった稀代の政治家に学ぶ-世界を救った “歴史家” チャーチルの言葉の力」(2018年4月24日)


JBPress連載コラム第24回目は、歴史を実学として生かしきった稀代の政治家に学ぶ-世界を救った“歴史家”チャーチルの言葉の力(2018年4月24日) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52908

2017年に英国で製作されて大ヒットした『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』という映画が日本でも上映中だ。ご覧になった方も多いのではないだろうか。 

(映画『ウィンストン・チャーチル』英語版ポスター)

今回は、チャーチルが首相に就任してから究極の決断を下して実行に至った数日間を描いたこの映画を、現代史の文脈のなかに位置づけ、現在の日本人が視聴すべき意味を考えてみたい。 


映画はエンターテインメントとして純粋に楽しめばいいのだが、背景知識があれば「有事のリーダーシップ」についてより深く読み込むことが可能になるだろう。 

つづきは本文にて  http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52908







<実学としての歴史>

歴史に関するチャーチルの名言を紹介しておこう。それは、"The longer you can look back, the farther you can look forward."(=過去を長く振り返るほど、将来を長く見通すことができる)というものだ。 

チャーチルはこうも言っている。“Study history, study history - in history lie all the secrets of statecraft.”(歴史を学べ、歴史を学べ - 政治的手腕の秘訣はすべて歴史にある)。先見性を養うためには、なによりも歴史を学ぶことが、「急がば回れ」の王道なのである。単なる「教養」としてではなく「実学」として歴史をフル活用したチャーチルは、現在のような見通しのきかない激変期にこそ振り返るべき存在だといえる。


<関連サイト>

『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』(日本版 公式サイト)


<ブログ内関連記事>

書評 『大英帝国衰亡史』(中西輝政、PHP文庫、2004 初版単行本 1997)-「下り坂の衰退過程」にある日本をどうマネジメントしていくか「考えるヒント」を与えてくれる本

書評 『大英帝国という経験 (興亡の世界史 ⑯)』(井野瀬久美惠、講談社、2007)-知的刺激に満ちた、読ませる「大英帝国史」である

映画 『マーガレット・サッチャー-鉄の女の涙-』(The Iron Lady Never Compromise)を見てきた
・・チャーチルのリーダーシップと、サッチャーのリーダーシップは比較してみると面白いだろう。ともに、妥協を拒否するという点において「非」英国的であったことは共通している

映画 『英国王のスピーチ』(The King's Speech) を見て思う、人の上に立つ人の責任と重圧、そしてありのままの現実を受け入れる勇気
・・チャーチルが首相に就任した際の国王はジョージ6世。その人を主人公にしたのが『英国王のスピーチ』


『「経済人」の終わり』(ドラッカー、原著 1939)は、「近代」の行き詰まりが生み出した「全体主義の起源」を「社会生態学」の立場から分析した社会科学の古典
・・チャーチルは、ドラッカーの処女作『経済人の終わり』を高く評価し、大いに推奨


■「有事のリーダーシップ」

「ハーバード リーダーシップ白熱教室」 (NHK・Eテレ)でリーダーシップの真髄に開眼せよ!-ケネディースクール(行政大学院)のハイフェッツ教授の真剣授業


■「実学としての歴史」

書評 『ヨーロッパとは何か』(増田四郎、岩波新書、1967)-日本人にとって「ヨーロッパとは何か」を根本的に探求した古典的名著
・・このブログ記事に書いた<書評への付記-"実学としての歴史学"->をご参照いただきたい

書評 『米中戦争前夜-新旧両大国を衝突させる歴史の法則と回避のシナリオ-』(グレアム・アリソン、藤原朝子訳、ダイヤモンド社、2017)-「応用歴史学」で覇権交代の過去500年の事例に探った「トゥキディデスの罠」
・・「応用歴史学」(Applied History)の成果。過去の歴史からケーススタディを導きだし、パターンを抽出、いかにして危機回避を行うかについて具体的な検討を行う


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