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2018年12月31日月曜日

コラムニストの振り返り 2018年版-JBPressの連載コラムの「ベスト10」の発表(2018年12月31日)


JBPressに私が連載をもっているコラムで、もっとも読まれたもの「ベスト10」の発表です。掲載は2週間に1回なので、年間26本となります。

ランキングは、FBの「いいね」の数で作成しました。実際は、twitterでの言及などもあり、またYahooやGooなどに配信されているものもあるので、アクセス件数の総数はわからりませんので、おおよそのところこんな感じだと受け取って貰えば結構です。

では、まず「ベスト3」から。


<ベスト3>

1位 「春節」を祝わない日本は不思議な国なのか?-年中行事まで太陽暦に移行した日本の特異性(780) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52292

2位 Queenフレディも信者だったゾロアスター教の教え-超マイノリティだが、今も生きている古代宗教(557) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54819

3位 日本の道路が左側通行になった意外な経緯-世界のスタンダードは右側通行(311) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52415


<ベスト5> 4位~5位

4位 デモと暴動の国、露わになったフランスの本質-国を動かすのは「一握りのエリート」(307) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54962

5位 近代日本の原点「五箇条の御誓文」が素晴らしい-憲法改正議論が活発な今こそ、改めて読み直そう(177) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53015


<ベスト10> 6位~10位

6位 アル中だったブッシュと、一滴も飲まないトランプ-新年会シーズンにあえて「禁酒」について考えてみる(161) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52058

7位 節分には恵方巻? 「伝統」はこうして誕生する-バレンタインチョコも発明品、知恵を絞って消費を喚起(105) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52180

8位 ミャンマーのリゾートで「大日本帝国」に遭遇した-「ビルマ」を舞台にした日本と英国の複雑な関係(93) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53791

9位 日本に住みつき「技術」を伝えたドイツ人捕虜たち-戦場は中国・青島、第1次世界大戦で戦った日本とドイツ(87) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54058

10位 大国に屈しないマレーシア、英国から独立するまで-マレーシア独立と大英帝国終焉の12年間(70) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53890

   
基本的に「国際社会のなかの日本」という観点で書いております。まだ読んでないコラムがあればこの機会にどうぞ。

来年もよろしくお願いします。

2019年の1本目は1月1日(元旦)の公開です!!!

ぜひご覧いただきたく。


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2018年12月29日土曜日

書評『全国マン・チン分布考』 (松本修、集英社インターナショナル新書、2018)-日本語とそれを担ってきた日本人への深い愛が伝わってくる総決算の書


『全国マン・チン分布考』(松本修、集英社インターナショナル新書、2018)を読んだ。新書の新刊だ。この本はじつにすばらしい! 著者会心の一作であろう。読者もまた、ある種の暖かい感動を覚えるに違いない。(*この文章を書いたのは10月だが、多忙のためブログへのアップが大幅に遅れた)。

扱っているテーマは、タイトル通りだ。日本語の女性器と男性器の名称が、日本全国でどのように分布しているかを徹底調査し、言語地理学の「方言周圏説」にもとづいた分析を加えることで、そのほぼすべてが、かつては文化の発信源であった京都から生まれた新語であったことを人文科学として立証したものだ。日本の言語学者や民俗学者が避けて通ってきたテーマに、あえて正面から向き合った自信作であり、画期的な内容である。

著者は、「探偵ナイトスクープ」の元プロデューサーで、ベストセラー『全国アホ・バカ分布考』(新潮文庫、1996)の著者でもある。ずいぶん昔に文庫化された際に読んだが、それはもう、かなり分厚いがじつに面白い本だった。今回の本は、その著者による総決算ともいえるような内容だ。おそらく、著者にしても、もうこれ以上の作品を書くことはできないのではないだろうか。

いっけんキワモノめいたタイトルだが、全編にあふれているのは、日本語とそれを担ってきた日本人への深い愛。日本人なら誰でもわかるはずの「愛(いと)おしい」という感情が、直接的に間接的に伝わってくる。 

ああ、この本はほんとに読んでよかった。そういう気持ちになる本はめったにない。みなさんにも、ぜひおすすめしたい。






目 次 
第1章 東京での「おまん」の衝撃 
第2章 「虎屋」の饅頭へのあこがれ 
第3章 「チャンベ」「オメコ」らの愛すべき素性 
第4章 女性の心に生きる「オソソ」 
第5章 琉球に旅した『古事記』の言葉
第6章 「チンポ」にたどり着くまで 
第7章 「マラ」と南方熊楠 
第8章 女陰語の将来 
第9章 今までの「おまんこ」研究 
第10章「まん」を生きる人生





著者プロフィール 
松本修(まつもと・おさむ) 
TVプロデューサー。1949年、滋賀県生まれ。京都大学法学部卒業後、朝日放送入社。『ラブアタック!』(75年)、『探偵!ナイトスクープ』(88年)など数々のヒットテレビ番組を企画・演出・制作。大阪芸術大学で教授を、関西大学・甲南大学・京都精華大学などで講師を務めた。 著書に『全国アホ・バカ分布考』『どんくさいおかんがキレるみたいな。』(共に新潮文庫)、『探偵!ナイトスクープ アホの遺伝子』(ポプラ文庫)ほか。











<ブログ内関連記事>

書評 『お馬ひんひん-語源を探る愉しみ-』(亀井孝、小出昌洋=編、朝日選書、1998)-日本語の単語を音韻をもとに歴史的にさかのぼる

書評 『漢字が日本語をほろぼす』(田中克彦、角川SSC新書、2011)-異端の社会言語学者・田中克彦の「最初で最後の日本語論」

梅棹忠夫の「日本語論」をよむ (1) -くもん選書からでた「日本語論三部作」(1987~88)は、『知的生産の技術』(1969)第7章とあわせて読んでみよう!

梅棹忠夫の「日本語論」をよむ (2) - 『日本語の将来-ローマ字表記で国際化を-』(NHKブックス、2004)

3つの言語で偶然に一致する単語を発見した、という話

書評 『ことばの哲学 関口存男のこと』(池内紀、青土社、2010)-言語哲学の迷路に踏み込んでしまったドイツ語文法学者

書評 『漢文法基礎-本当にわかる漢文入門-』(二畳庵主人(=加地伸行)、講談社学術文庫、2010)


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2018年12月24日月曜日

クリスマスに「贈り物」を-『キリスト教は邪教です! 現代語訳「アンチクリスト」』(ニーチェ、適菜収、講談社α新書、2005)


本日は、クリスマス・イブ。イエス・キリストの誕生日の前日。だから、そんな日に最適な「贈り物」はいかがかな? それは、『キリスト教は邪教です! 現代語訳「アンチクリスト」』(ニーチェ、適菜収、講談社α新書、2005)。 

「エセ保守」を徹底的にたたき続ける評論家の出発点がこの「超訳」。10年ぶりにざっと再読してみたが、中高生でも読める、じつにわかりやすい翻訳だと確認。 

 原書は1895年の出版だが、執筆されたのは1888年。ニーチェが精神錯乱する前の最後の年に、絞り出すように書かれたものだという。つまりニーチェはバーンアウト(=燃え尽き)してしまったということだ。それくらい、生命をかけて書かれた本なのだ。倒れてから11年後にニーチェが死んだ。享年55歳。 

内容は、キリスト教への「告発状」。結論、すなわち「最終判決」は、「被告・キリスト教は有罪です」。 末尾の文章を引用しておこう。 


キリスト教は、消え去ることのない人類最大の汚点です。 しかも暦は、こういう悲惨なことが始まった縁起の悪い日をもとにして、数えられています。どうして、キリスト教の最後の日をもとにして時を数えないのでしょうか。 今日をもとにして。すべての価値を転換せよ!

なぜ「キリスト教」と「キリスト教の神」が諸悪の根源だとニーチェが言うのか、それはこの本を直接読んで頂くのが手っ取り早い。中高生でも読んで理解できると思うので、この機会にいかが? 一気読みできますよ。でもそれでは、もったいないかも。 

英語の gift は「贈り物」という意味だが、大文字で始まるドイツ語の名詞 Gift には「毒」という意味がある。つまり、「贈り物」は「毒」だということだ。 

「毒」に充ち満ちたニーチェのこの本は、人類への「毒入りの贈り物」ということになるのかな? あえてクリスマスイブにぶつけてみました。 


PS 私はキリスト教信者を誹謗中傷するつもりはありません。あくまでもニーチェがそう言っているのだという紹介ですよ。






目 次   
訳者から-本来の神の姿をゆがめたキリスト教 
はじめに  
第1章 「神様」ってそういうことだったのか  
第2章 キリスト教が世界をダメにする  
第3章 キリスト教はイエスの教えにあらず  
第4章 戦争を生み出す『新約聖書』  
第5章 敵はキリスト教なり 





<ブログ内関連記事>

書評 『日本をダメにしたB層の研究』(適菜収、講談社+α文庫、2015)-徹底した「近代」批判の書は俯瞰的に左右両極を叩く

書評 『全体主義と闘った男 河合栄治郎』(湯浅博、産経新聞出版、2016)-左右両翼の全体主義と戦った「戦闘的自由主義者」と戦後につながるその系譜

書評 『革新幻想の戦後史』(竹内洋、中央公論新社、2011)-教育社会学者が「自分史」として語る「革新幻想」時代の「戦後日本」論

「ユートピア」は挫折する運命にある-「未来」に魅力なく、「過去」も美化できない時代を生きるということ

「精神の空洞化」をすでに予言していた三島由紀夫について、つれづれなる私の個人的な感想




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2018年12月18日火曜日

JBPress連載コラム第41回目は、「デモと暴動の国、露わになったフランスの本質-国を動かすのは「一握りのエリート」」(2018年12月18日)


JBPress連載コラム第41回目は、「デモと暴動の国、露わになったフランスの本質-国を動かすのは「一握りのエリート」」(2018年12月18日)
⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54962

今年2018年は「明治150年」であると同時に「日仏交流160周年」の記念すべき年である。 
  
だが、日本におけるフランスのイメージは急速に悪化している。それは、立て続けに発生し、今なお着地点が見えない「カルロス・ゴーン氏逮捕」と「フランスのデモと暴動」という2つの事件が、日仏両国で交差しながら進行中だからだ。 

もともと日本人はあまりにもフランスを知らなさすぎたのである。日本人はフランスの芸術・文化には慣れ親しんでいるが、フランスの政治体制についてはほとんど関心がない。 

フランスという国は中央集権の官僚国家であり、警察国家である・・・

 (つづきは本文で) http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54962


次回は、2019年1月1日(元旦)の公開となります。元旦でも記事の更新がありますので、お見逃しなく!





<ブログ内関連記事

フランス国歌 「ラ・マルセイエーズ」の歌詞は、きわめて好戦的な内容だ

月刊誌「クーリエ・ジャポン COURRiER Japon」 (講談社)2011年1月号 特集 「低成長でも「これほど豊か」-フランス人はなぜ幸せなのか」を読む
『恋する理由-私が好きなパリジェンヌの生き方-』(滝川クリステル、講談社、2011)で読むフランス型ライフスタイル

「特攻」について書いているうちに、話はフランスの otaku へと流れゆく・・・

Vietnam - Tahiti - Paris (ベトナム - タヒチ - パリ)

司馬遼太郎の歴史小説 『翔ぶが如く』 は傑作だ!
司馬遼太郎の『翔ぶが如く』を「半分読了」(中間報告)

司馬遼太郎の『翔ぶが如く』(文春文庫)全10巻をついに読了!


(2019年1月6日 情報追加)




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2018年12月4日火曜日

JBPress連載コラム第40回目は、「Queenフレディも信者だったゾロアスター教の教え 超マイノリティだが、今も生きている古代宗教」(2018年12月4日)


JBPress連載コラム第40回目は、「Queenフレディも信者だったゾロアスター教の教え 超マイノリティだが、今も生きている古代宗教(2018年12月4日)
⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54819

クイーンやフレディー・マーキュリーのファンなら当然しっているはずですし、映画をみた人なら気がついていると思いますが、クイーンのフレディー・マーキュリーは「ゾロアスター教徒」の家庭に生まれ育ち、そして「ゾロアスター教徒」として死んだ人でした。 
  
拙著『ビジネスパーソンのための近現代史』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2017年)では、「ロックバンドの『クイーン』のフレディ・マーキュリーはインド出身のパルシー(=ゾロアスター教徒)であった」(P.336)と書いております。 

「パルシー」という表現は映画にもでてきますが、インドのゾロアスター教徒のこと。なぜ自分たちのことを「パルシー」(=ペルシア人)とよぶのか、ゾロアスター教徒たちの苦難の歴史をひもといてみましょう。 

おかげさまで、今朝の公開以来よく読まれているようです(^^)/ さすがいま旬ですからね。みなさまもぜひご一読を!!

次回のコラム公開は、12月18日(火)です。お楽しみに!





<関連サイト>


(2021年6月19日 項目新設)


<ブログ内関連記事>

映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年、英国・米国)を見てきた(2018年11月28日)-こんなに泣ける映画はひさびさだ


映画 『最後のマイ・ウェイ』(2011年、フランス)をみてきた-いまここによみがえるフランスの国民歌手クロード・フランソワ
・・スーパースターの成功とその代償としての孤独、父親への反発と和解・・・。『ボヘミアン・ラプソディ』とよく似たテーマは、どこの国でもある

追悼 エルヴィス逝って40年(2017年8月16日)-「ゴスペルを愛してやまなかったエルヴィスの内奥を本当に理解しない限り、エルヴィスをありのまま愛することはできない・・・・」
・・エルビスもまた、クロード・フランソワの代表作「コム・ダビチュード」の英語カバー「マイ・ウェイ」を歌っている

レナード・コーエン(Leonard Cohen)の最新アルバム Old Ideas (2012)を聴き、全作品を聴き直しながら『レナード・コーエン伝』を読む


■インドとペルシア

書評 『インド 宗教の坩堝(るつぼ)』(武藤友治、勉誠出版、2005)-戦後インドについての「生き字引的」存在が宗教を軸に描く「分断と統一のインド」

作家・陳舜臣はペルシアの詩人オマル・ハイヤームの『ルバイヤート』の翻訳者でもあった-追悼 陳舜臣さん
・・外語大のインド語科ではペルシア語は必修。その理由は?

(2019年10月12日 情報追加)




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2018年11月28日水曜日

映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年、英国・米国)を見てきた(2018年11月28日)-こんなに泣ける映画はひさびさだ


やっと映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年、製作:英国・米国)を見に行ってきた。日本公開日(11月8日)の翌日にいくつもりだったが、忙しくて行くヒマがなかったのだ。 

本日午前9:40の初回で見たのだが、平日にもかかわらず、ほぼ満席に近かった。公開以来この映画の評判はきわめていいし、それだけ日本ではクイーンのファンの裾野が広いということだろう。 

私もふくめて、現在50歳代半ば以上の人にとっては、クイーンはリアルタイムの存在だし、個人的な話だが、やや前歯の出ている私はフレディーには親近感をもっている(笑)。自分も、子どもの頃は傷つきもしたものだ。 

クイーンに出会ったのは中学生の頃。いちばん最初に覚えたのは、残念ながらこの映画にはでてこないが I want to ride my bicycle というフレーズではじまる Bycycle Race という曲だ。中学生でも理解できる英語だったこともあって、なんてヘンな曲だと思ったものだ(笑) 

まあ、そんな個人的な回想はさておき、あらためてフレディー・マーキュリーの人生を振り返るこの人生ドラマを見ていて、なつかしい曲の数々に思わずいっしょに歌いたくなる衝動を抑えていたのだが(・・もちろんカラダは動くのは止められない)、ラストの1985年の「ライブエイド」の再現映像に向けて盛り上がっていくなかで、涙が止まらなくなってきた。 

そう、この映画は基本的に音楽映画なのだが、人生ドラマであり、家族についての映画だからだ。そう思って見ていると、歌詞の内容が彼の人生にオーバーラップしてきて、泣けてくるのだ。そうか、We Are The Champions もこういう聴き方があったのだなか、と。もう涙は流れるままにした。 

クイーンをリアルタイムで知っている世代だけでなく、知らない世代にとっても、すばらしい内容の映画といえのではないだろうか。あまりにもよくできた映画なのだ。

もちろん、ドラマである以上、実際とは違いもあるとはいえ、それはそれである。大いに楽しんで、大いに泣いたらいい。






<ブログ内関連記事>

映画 『最後のマイ・ウェイ』(2011年、フランス)をみてきた-いまここによみがえるフランスの国民歌手クロード・フランソワ
・・スーパースターの成功とその代償としての孤独、父親への反発と和解・・・。『ボヘミアン・ラプソディ』とよく似たテーマは、どこの国でもある

追悼 エルヴィス逝って40年(2017年8月16日)-「ゴスペルを愛してやまなかったエルヴィスの内奥を本当に理解しない限り、エルヴィスをありのまま愛することはできない・・・・」
・・エルビスもまた、クロード・フランソワの代表作「コム・ダビチュード」の英語カバー「マイ・ウェイ」を歌っている

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2018年11月26日月曜日

こんなとこに、こんなものがあるとは知らなかった!-「読売巨人軍発祥の地」は千葉県習志野市谷津にある(2018年11月26日)


千葉県習志野市谷津(やつ)に用事があったので、ついでに谷津干潟まで足を伸ばしてみることにした。 

谷津干潟については、小学生の頃からその存在は知っていながら、訪れたのはなんと今回が初めて。 

ラムサール条約に登録されている谷津干潟にいくには、京成電鉄の谷津駅から歩いて谷津バラ園の前をとおるのだが、そこでなんと出会ったのが・・・ 

「読売巨人軍発祥の地」(正力松太郎)という石碑だった! 

おお、こんなものが、こんなところにあるとは! 





説明書きによれば、石碑が設置されたのは昭和41年(1966年)、谷津の地に米大リーグ対抗の全日本選抜が結集したのが昭和9年(1934年)、全日本代表チームがそのままプロ野球の「東京巨人軍」となったのだという(のち、読売巨人軍に改称)。 




「灯台もと暗し」とはこのことだなあ。べつにジャイアンツのファンではないが、いや、ファンではないから知らなかったというべきか。 

犬も歩けばなんとやら。もしかして、ことし最大の収穫かも。



<ブログ内関連記事>

東日本橋の「薬研堀不動院」に行ってみると、そこには「順天堂発祥之地の石碑」があった!(2018年8月2日)







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