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2018年2月22日木曜日

わがころもでにゆきはふりつつ -百人一首は日本人にとっての「教養」だ!

(光孝天皇 wikipediaより)

関東地方南部の千葉県湾岸部では、本日(2018年2月22日)の天気予報が大幅に外れに外れ、積もりはしないものの午前中はずっと雪が降っていました。ほんと最近の天気予報は当てになりません。

雪の振るなかで思い出したのが、「わがころもでに ゆきはふりつつ」というフレーズ。和歌の下の句。そう、百人一首ですね。

なんてことを考えていたことを、いまこの時間になって再び思い出してネット検索してみたら、「きみがため はるののにいでて わかなつむ」という上の句がでてきました。

上の句と下の句を合わせると、「君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ」。 光孝天皇の御製です。光孝天皇は9世紀の平安時代の人。百人一首のトップに登場する天智天皇の「(秋の田の 仮庵(かりほ)の庵(いほ)の 苫(とま)をあらみ) 我が衣手は 露に濡れつつ」と対(つい)になってます。

(任天堂の百人一首かるた「舞扇」)

「我が衣手に 雪は降りつつ」なんてフレーズを思い出したのは、高校一年の夏休みの宿題で百人一首を全部暗記させられたから。一日に三首覚えながら、夏休みの終わりには、なんとか百首すべて諳んじることができるようになりました。

百人一首は、日本人にとっての「教養」です。丸暗記は馬鹿にしてはいけません。15歳くらいなら、まだまだ記録力がいいので暗誦することも不可能ではありませんね。

現在では残念ながら、上の句を忘れてしまって下の句だけ覚えている歌が多いのですが、これではカルタ取りでは勝てません・・(笑)







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