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2016年9月10日土曜日

サルスベリの花と幹

(サルスベリの花の接写 東京都江戸川区)

いま9月上旬だが、ちょうどサルスベリの花が終わりに近づいている季節である。ピンク色の小さくて可憐な花が集まって咲いている姿は美しい。

サルスベリというのは面白いネーミングだ。幹の樹皮がスベスベしていて、木登りが得意なはずのサルですらすべるからサルスベリ。じつにベタであるが子どもでもわかる明快さがある。

とはいえ、サルスベリの木からサルがすべり落ちるのを見た人は、まあ、いないだろうなあ(笑) 実際に手で触れてみると、意外とザラザラしているので、サルが登れないはずがない。

サルスベリは、東京都内の街路樹として多く採用されている。必要以上に大きくならないので管理が難しくないからだという。冒頭に掲載した画像は江戸川区で撮影したものだ。このほか中央区で見かけたサルスベリには、説明書きのタグが掛けられている。

(サルスベリの説明書き 東京都中央区)

その説明書きを見ると、サルスベリには「猿滑」という漢字があてられているが、これは日本での表示だろう。百日紅(ひゃくじつこう)ともいうが、これは100日間紅い花が咲いているという意味だ。こちらは中国での漢字表記である。

というのも、サルスベリは中国南部が原産だからだ。

ところが、ラテン語の学名は Lagerstroemia indica とある。Lagerstroemia は、サルスベリ属のことを意味するが、indica はインディカ米という表現もあるように「インドの」という意味だ。熱帯や亜熱帯に分布するから、そう命名されたのだろう。

サルスベリの木は、花が咲いている期間は花に目が行くが、それ以外の季節は落葉樹なので、とくに目立つわけではない。だが、そんなときにこそ、実際の肌触りによってサルスベリ具合を確認してみるのもよいだろう。

何事も実際に五感をつうじて確かめてみることが大事である。サルが滑るかどうかはさておき、ツルとカメが滑るのは、わらべ歌の世界のなかのことである。






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