「アタマの引き出し」は「雑学」ときわめて近い・・日本マクドナルド創業者・藤田田(ふじた・でん)に学ぶものとは?

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2012年8月25日土曜日

「泉屋のクッキー」-老舗(ブランド)には歴史(ヒストリー)=物語(ストーリー)がある


用事があって麹町にでかけたら、残暑の炎天下に泉屋東京店(izumiya)の看板が目に入った。立ち寄ってクッキーを購入。

贈答目的ではないので、袋詰めのクッキー(写真)。

泉屋のクッキーは、子どもの頃から食べ慣れてきた味。スチール缶に箱詰めされたクッキーのセットは、よ結婚式の引出物などとして、当たり前のように存在してきたもの。

味覚というのは保守的で、子どものときにに食べ慣れた味がそのまま舌に定着してしまうものです。

泉屋の創業は1927年(昭和2年)だそうですから、ことしで創業85年ですね!世代でいえばすでに三世代に近い歴史です。

老舗やブランドというものは、その背後に歴史や物語がかならずあるものですね。泉屋東京店のウェブサイトをみると、創業期の苦労や浮き輪をかたどったロゴマークの歴史などがつづられています。

泉屋は、日本が西洋文明とふたたび本格的に出会ってから三世代目に花開いた日本の洋菓子文化の一つといっていいでしょう。関西に生まれて東京に移った会社です。

いまでこそ生クリームの洋菓子が当たり前となり、日本の生洋菓子が世界最高水準となっていますが、わたしの子どもの頃は、クッキーやバウムクーヘンなどが定番だったのでした。

人間の舌は保守的なもので、クッキーといったら「泉屋のクッキー」(!)と、いまでもつよくそう思っています。今後も末永く、事業を続けてほしいものです。



<関連サイト>

泉屋東京店のウェブサイト
・・通販もあります

<ブログ内関連記事>

ゼスプリ(Zespri)というニュージーランドのキウイフルーツの統一ブランド-「ブランド連想」について




(2012年7月3日発売の拙著です)





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